小樽で暮らす高校生・星野美歩は、母の遺品整理中に古い携帯電話を発見する。そこには、若き日の母と見知らぬ男性──東京で舞台俳優として活動する望月建斗の姿があった。母の死をきっかけに自らのルーツを知りたいと願った美歩は、思い切って建斗に手紙を送る。数日後、建斗は小樽を訪れ、ふたりは母・深雪の過去について語り合う。だが、語られる記憶は、必ずしも美しいだけのものではなかった。
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行きがけの空
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2025年8月1日(金)公開